農福連携 ワーキングベース プロペラ 加工作業

2016年11月26日

日時:平成28年11月25日 10:00~11:00

参加人数:4名

場所:加工施設

作業内容:柿の皮剥き作業

甲州百目を使ってあんぽ柿を作るために、柿の皮剥き作業を行いました。

甲州百目とは・・・

甲州百目は古くから日本各地でみられる大型の不完全渋柿で、その大きさと釣鐘状の形に特徴があります。

その大きさが百匁(ひゃくもんめ)=約375gもあると言うことからひゃくもんめ柿と呼ばれるようになり、それが訛ってひゃくめ柿になったと言われています。

甲州百目の大きさは300gから400gが一般的で、大きいものになると500g以上にもなります。

あんぽ柿とは・・・

あんぽ柿は干し柿の一種で、鮮やかなオレンジ色と、中に詰まったトロリと柔らかいゼリー状の果肉が特徴。どのように分別しているのかというと水分量によって名前が変わります。枯露柿は水分を20~30%まで飛ばし、あんぽ柿は50%程度で乾燥の工程を止めたものです。

がく周辺の果皮を取り除いたものをピーラーを使って皮を剥く作業。あんぽ柿用の甲州百目柿は大きいため、皮を剥くと滑りやすくなり、片手で支えながら皮を剥くのは難しいということが分かりました。そのため、トレーに柿を置いて作業を行い、皮が残っている状態や、軸の部分まで切り取ってしまった悪い例と良い例を見ながら作業を行いました。

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